いろんなキーボード使って、結局元に戻りそう

ここ一年強、いろいろとキーボードを買ったりいじったりしてきたけど、結局Macbookについてるキーボードに戻るかもしれない。

Keyball 44

Keyballシリーズを知ったのをきっかけに、興味を持ち始めた。
https://shop.yushakobo.jp/products/8337?srsltid=AfmBOoqpcKD2ZQ7flJJAX5FDwrjxD21KoEzySF2hd9lzK1RUl6XZ7I_9
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  • ホームポジションを維持したまま、カーソル操作ができる
  • 押しにくい位置のキーを別レイヤーに移動することで、すべてのキーをホームポジションから押せるようになる
  • 分割キーボードの方が身体に良い
    • 毎日8hとかPCに向かっているので、細かい改善でも効果が大きそう
らへんが良いなと思い、2024年8月ごろに買った。
いろいろ調整してた時のログ↓

conductor

https://plotoftheprototype.com/products/monokey
https://plotoftheprototype.com/products/monokey
ガジェット系YouTubeチャンネルmonographを運営する堀口さんが、conductorという無線分割キーボードを自作し、プロトタイプを販売した。
人気すぎて最初は全然買えなかったけど、2025年7月ごろにようやく買えた。
無線はやっぱり便利で、無線でも通信は安定していて、かつトラックボールの操作性がkeyballより格段に良かった。
良かったんだけど、以下で紹介するnuioが同時期に届いて、あまりに使いやすかったので実際に使う機会は少なかった。
最終的にconductorは知人に譲った。

nuio

元Appleのプロダクトデザイナーが作った無線分割キーボード。
https://hellonuio.com/collections/our-products/products/keyboard
https://hellonuio.com/collections/our-products/products/keyboard
アメリカ国内にしか配送できなかったから、Shiptoという海外転送サービスを使って買った。
そもそもの値段が$399で、かつ配送手数料とか関税とか諸々お金を取られ、計10万弱かかった気がする。
しかも2025年3月末に購入して、ずっと音沙汰なく、7月になった発送された。
おかげでconductorをほぼ同時期に届くことになった。
 
ただ使いやすさは抜群で、すぐにメインのキーボードになった。
Kayball44やconductorは、最初はミスタイプだらけで、トレーニングしてやっと使えるようになる感じだったけど、nuioはすぐに使えた。
しかも形状が絶妙に調整されていて、遠くのキーも打ちやすい。デザインもバッテリー持ちも良い。
「5分くらい使わないとスリープに入っちゃって、復帰に5秒くらいかかる」ってところだけ煩わしかったけど、他はとても良かった。
 
Keyballやconductorのようにトラックボールはついていないので、AppleのMagic Trackpadを右手側のすぐ近くに配置して使っていた。

今の考え

冒頭にも書いた通り、Macbookについてるキーボードに戻そうかな、という気持ちになってきている。

結局トラックパッドが良い

Keyball、conductor、nuioを使って、やっぱポインティングデバイスはトラックパッドが一番好きだなと思った。
んで当初キーボードに興味を持ち始めた理由の「ホームポジションを維持したまま、カーソル操作ができる」は、トラックパッドを使う限りは実現が難しい。
これで外部キーボードを使う理由を1つ失った。

プログラミングと、キーレイヤーの相性が悪い

プログラミングをしていると、週に数回くらいの頻度で使う記号がたくさんある。
とかは比較的よく使うので覚えられるけど、とか全部は覚えられない。
正確には「頑張れば思い出せる」くらいのレベルまでは持っていけるけど、身体が覚えてるレベルまで持っていくのは難しい。
なので、そういうキーは普通に手元を見ながら打つのがベターだなと思った。

机が狭くなる

シンプルに机の上にものが増える。
あと日記とか、紙に文章を書きたいときに、一旦キーボードを移動するか、椅子を移動して横にずれる必要がある。
大した手間ではないんだけど、この一手間が増えたことで、紙に文章を書く機会が減っちゃった感じがある。

おれは外出先で外部キーボードを使わない

ネットを見てると「iPad + キーボード」「折り畳みスマホ+キーボード」みたいな構成で作業してる人がいるけど、おれは作業するとき必ずMacbookを使う。
だから別にキーボードなくても作業できる。
キーボードを使うと机が狭くなるし、セットアップや片付けの手間が増えちゃうし、膝の上に乗せて作業とかもできなくなるし、荷物も増えるし。
何度かキーボードを持ち歩いたこともあるけど、「外出先では使わなくていいや」という結論になった。

音声入力の機会が増えた

最近、家で作業をするときに、めちゃくちゃ音声入力を使うようになった。
なのでこれまでよりキーボードの重要性が減った。

分割じゃない方が入力スピードが速い気がする

1年くらい分割キーボード使ってるからある程度慣れてきたと思ってるけど、それでも分割じゃないキーボードの方がやや入力スピードが速い気がする。誤差かもだけど、めっちゃ急ぐ時とかはMacbookのキーボードを使いがち。

Touch IDは必要

Touch IDはあったほうが便利。
だから外部ディスプレイを使う場合でも、Macbookは開いた状態で置いている。
となると「目の前にキーボードがあるのに、別のキーボードを使ってる」という状態になり、ちょっとだけ気持ち悪い。

充電が必要

どのキーボードもトラックパッドも、充電は2週間~1ヶ月くらい持つ。
「バッテリー性能良いな〜」とは思うんだけど、それでも充電の手間はある。
右手キーボード、左手キーボード、トラックパッドと3台あると、3台の充電状況を気にしなきゃいけないから、そこも手間っちゃ手間。

健康への影響もそこまで大きくない気もしてきた

おれの場合、ちょっと作業したらすぐ立ち歩いちゃうし、そもそも作業時間のうちキー入力してる時間もそこまで長くないし、音声入力も多用するし、健康への影響もそこまで大きくない気もしてきた。

まとめ

  • 分割キーボードにしたことで作業効率は上がらなかった
    • 結局トラックパッドが良い、キーレイヤーはプログラミングと相性悪い
  • 細かいストレスがあった
    • 机がゴチャつく、充電、スリープ復帰、役割の重複、etc
  • 健康的にはプラスではあったけど、上記のデメリットを上回るほどじゃない気がしてきた
ので、一旦Macbookのキーボード を使う方向にシフトしようと思う。
しばらくそれで試して問題なさそうなら、キーボードの旅はそこで終わりになりそう。