やらないことを決める能力

やらないことを決めて、本当に必要なことにフォーカスするためのコツは1つ。自分が何がしたいのかを明確にすること。
目的が決まれば、やるべきこととやらなくて良いことがはっきりする。
例えば「自分が勉強する目的は良い大学に合格するため」だとはっきり認識していれば、「先に受験科目を絞って、必要な科目以外は一切勉強しない」ことができる。
「良い大学」ってのも自分なりに定義があるともっと絞れる。
国公立大学に入ることが重要だという人もいるし、理系にこだわりがある人もいるし、早慶文系で良いって人もいるし、偏差値50以上の大学なら良いって人もいるし、大学に入れれば何でも良いって人もいる。
それぞれやらなければいけないことは全然変わってくる。
他にも勉強の目的が親に文句を言われないことなら、定期テストの全ての科目で平均点以上をとることが必要かもしれないし、数学が楽しくて仕方ないなら数学をとことんやれば良いし、常識を身に着けるためとかなら、常識って何かから考え直すのが良い。
自分にとっての目標が定まれば、やらなくて良いことがはっきり見えてくる。やらないことを決める能力が高い人は何がしたいのかを強く意識できているし、逆もまた然り。