カモられた話とカモられそうになった話

カモられた話、カモられそうになった話をいくつか

化粧品

ニキビに悩まされ、ネットで評判の良さそうだった洗顔と化粧水と乳液のセットを買った。
使い始めた当初はいい感じでしばらく使っていたんだけど、長期的にはどんどん肌が荒れていった。
化粧品業界は肌が荒れている人が多ければ多いほど金を落とす人が多くなるので、自社の商品の効果を実感させた上で、客の肌を荒れさせる、というのが一番儲かる、みたいな側面がある。
だから使い始めに効果が出るように、そして長期的に使った場合のことなんて知らない、みたいな商品を出して、アフィリエイターに記事を書かせまくるメーカーが少なくないらしい。
当時高校生だったぼくは、それにまんまと引っかかった。
洗浄力の強い洗顔を使うと、最初だけは効果が出やすいけど、その強い洗浄力に肌が耐えられなくなってしまうことが多い。それで強力な保湿剤が必要になり、自社製品の保湿剤にロックインすることができる。
さらにタチが悪いのが、人によって肌質が違い、必ずしも全員に悪いものだとは限らないこと。メーカーとしてはいくらでも言い訳ができる。
今は良くわからないけど、当時はネットで肌の悩みを検索するとアフィリエイターのクソ記事みたいなやつで埋め尽くされていて、後から振り返ると地獄のような検索結果だった。

予備校

こっちはカモられそうになって回避した話。
大学受験の予備校、特に映像授業系は、授業を取らせれば取らせるほど儲かる。だから「これをみないと受からない」みたいなことをいってみんなに講座を取らせまくる。他の予備校の有名講師を引き抜いて動画を作っているので、もちろん質の高い授業も多い。でも誰が教えても同じような分野や、動画ではなく参考書で独学した方が効率が良い分野の授業も少なくない。
予備校側は、動画ばかり見ずに問題を解いた方が良いケースでもガンガン動画の観賞を勧める。それじゃ予備校の合格実績に響くと思うでしょ。でも合格実績は、模試とか冬季講習とかに無料招待した優秀な学生に稼がせるから問題ないのだ。
予備校の実績は「東大合格者◯名」「早慶合格者◯名」のような絶対値で語られる。全体の何%が志望校に合格した、というような見せ方はされない。優秀な学生に授業を無料提供して実績を作り、それにつられて入学してきた学生の親から金を絞り取る。最悪だけど良くできたビジネスモデルだと思った。
ぼくは映像授業を買えという要求をほぼほぼ断って、自習室として予備校を使っていた。1年ちょっとで3つくらい買ったかな。20万弱。チューターとの面談はただただセールスを断る時間だった。