個人種目は「個人が戦略を考えること」の重要性が高い

4ヶ月ほど前からボクシングを始めました。
学生時代はサッカーや野球をやっていたので、自分にとっては初めての個人種目です。
そして感じたのが、「個人種目の方が、個人が戦略を考えることの重要性が高いな」ということ。
団体種目だと、チームの戦略は監督が決めたり、みんなで話し合ったりして決めることになります。だから個人としては、チームの戦略を考えるというよりは、自分の役割をいかに全うするか、という方に頭がいきがちです。逆に言うと、自分の役割をしっかり全うできれば、チームとしての戦い方をそれほど考えなくても活躍できる場合が多い。
チームの戦略を考えること自体は意味のあることだし、トッププレイヤーはそのあたりの能力もきっと高いことでしょう。サッカーでいうボランチなど、攻守の中核を担うポジションにも必要な能力かもしれませんが、自分が主にやっていたサイドハーフは、運動量があって1対1が強ければそれだけでかなりの価値が出せます。
それだけでなく、チーム全体の戦略を考えたところで、
  • チームメイトが自分が思った通りに動いてくれるとは限らない
  • 監督やチームメイトが考える戦略と一致せず、採用されないことがある
などの要員から、自分が考えた戦略を100%実行することはできません。
しかし個人種目では、自分が考えた戦略を確実に100%実行することができます。戦略を考えることの重要性が段違い。個人がどれだけ質の高い戦略を取れるかが、勝敗に直結することになります。
戦略を考えること自体は好きだし得意な方なので、これから楽しみです。